非正規社員と正社員の違いって何?後から後悔しないように知っておこう!

目次

・正社員とは?
 −正社員について
 −正社員で働いた時の待遇
・非正規社員とは?
 −非正規社員の種類
 −非正規社員で働いた時の待遇
・非正規社員として働く理由

 

今や非正規社員として働く人は、働いている人全体の3人に1人の割合となっています。非正規社員にはあまり良い印象を持っていない人が多いと思いますが、そもそも非正規社員と正社員は何が違うのでしょうか。

 

またどのような理由で非正規社員になる人が多いのでしょう。この2つの違いを理解しておくことは就職をする上でとても大事なことになるので、ぜひとも知っておいてください。

 

 

正社員とは?

まずは正社員がどのようなものかについて確認しましょう。その次に、正社員になると給料などの待遇はどうなのかについてお伝えします。
ただし、働く条件や待遇はそれぞれの企業によって全く異なり、ここでお伝えするのは一般的なお話となりますのでご理解いただけますようお願いします。

 

|正社員について

そもそも、正社員と非正規社員はどのタイミングで決まるのでしょうか。多くの場合、企業は正社員か非正規社員のどちらかを決めて人の募集をします。そのため、正社員の募集に応募して採用されれば正社員の契約をして働きますし、非正規社員の募集に応募して採用されれば非正規社員として契約をして働くことになります。

 

|正社員で働いた時の待遇

それでは正社員で働いた場合、どのような待遇となるのでしょうか。以下に特徴をまとめましたので見ていきましょう。

 

給料

まずは正社員で働いた場合の給料についてです。
給料の額については企業や働く業界によって非常に差がありますが、年齢別に正社員の給料を調査した結果があるので、それを参考に正社員の給料を見てみましょう。

 

年齢別正社員平均月収

厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成

 

ご覧のとおり、大きな右肩上がりで給料が増えていることが見て取れます。このことから、正社員の給料は年齢に応じてしっかりと上がっていくものと言えるでしょう。

 

福利厚生

正社員は企業が用意している様々な福利厚生を受けられます。
住宅手当や家族手当などの給料にプラスされるものから、社員食堂の利用、社内でのクラブ活動をサポートしてくれるなど、お金ではない面で働く人を支える制度もあります。

 

契約期間

企業で働くということは、企業と働く人の間で働く契約をするということです。そのため、いつからいつまで働くかという契約期間を取り決めるのですが、正社員はこの契約期間が無期限となります。つまり、自分から退職を申し出たり企業から退職を求められたりしない限り働き続けることが保証されている働き方となるのです。これが正社員として働く大きなメリットと言えます。

 

 

非正規社員とは?

正社員に対して、非正規社員はどんな待遇になり、会社ではどんな働き方をすることになるのでしょうか。こちらも一般的なお話にはなりますが、確認しておきましょう。

 

|非正規社員の種類

一言で非正規社員と言っても、パートや契約社員や派遣社員など、その種類は様々です。このように、働く上での様々な形のことを「雇用形態」と呼びます。この雇用形態ごとに、それぞれの特徴を簡単に見ていきましょう。

 

パート

フルタイムよりも働く時間が短い働き方です。フルタイムの社員をサポートするような仕事が多く、仕事においても補助的な役割となります。

 

契約社員

フルタイムと同じ時間働きますが、正社員と比べると契約期間が決まっているのが特徴です。
正社員は無期限でしたが、契約社員は1年や2年と契約期間が決まっているので、契約が更新されなければそこで働くことはできなくなります。
正社員に比べて異動がないので専門スキルを活かして仕事ができますが、職場内での責任や決定権が少ない働き方と言えるでしょう。

 

派遣社員

特徴は契約社員とかなり似ていますが、全く異なる点は働く会社と雇われる会社が違うという点です。
パートや契約社員は働く会社に直接雇われて働きますが、派遣社員は名前の通り、雇われている会社から別の会社に派遣されて働く人のことを言います。そのため、外部から来ている存在であるため働く会社内での人間関係を築きにくいことがあります。

 

|非正規社員の待遇

雇用形態ごとに特徴を確認したところで、次はそれぞれの待遇はどうなのかを確認しましょう。

 

給料

まずは非正規社員全体の平均月給を見てみましょう。
非正規社員の人を対象にしたアンケート結果がありますので、それから年齢別の平均月給が確認できます。

 

 

 

厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」を基に筆者作成

 

正社員の給料と比べても明らかなように、30歳以降はほとんど給料が増えず、また給料も20万円程度で頭打ちとなっています。

 

次に、雇用形態別に給料を見てみましょう。

 

 

厚生労働省「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」を基に筆者作成

 

上記の表から、パートが最も給料が低く、契約社員と派遣社員ではどちらも給料はそれほど変わらないことが分かります。
いずれにしても、非正規社員として働く場合には高い給料はあまり期待できないと考えておいた方が良いでしょう。

 

福利厚生

給料以外にプラスしてもらえる手当は、正社員に限定している企業がほとんどです。しかし手当以外の福利厚生については全社員共通の会社が多いですので、お金以外の面での福利厚生は受けやすいと言えるでしょう。
ただし派遣社員だけは事情が違います。福利厚生は働く企業に雇われている人が対象となるので、雇われている企業と働く企業が異なる派遣社員が、働く企業から受けられる福利厚生はかなり限定されてしまいます。
しかし、派遣社員でも雇われている企業に福利厚生があればもちろんそれを受けることはできます。

 

 

非正規社員として働く理由

最後に非正規社員として働いている人が、なぜ非正規社員で働いているのかを見てみましょう。
これは雇用形態によって理由が異なりますので、それぞれの上位3位を見てみたいと思います。

 

パートで働く人の理由

 1.自分に都合の良い時間に働けるから
 2.家計の補助・学費などを得たいから
 3.家庭の事情(家事・育児・介護等)と両立しやすいから

 

契約社員で働く人の理由

 1.専門的な資格・技能を活かせるから
 2.正社員として働ける会社がなかったから
 3.より収入の多い仕事で働きたかったから

 

派遣社員で働く人の理由

 1.正社員として働ける会社がなかったから
 2.専門的な資格・技能を活かせるから
 3.より収入の多い仕事で働きたかったから
参考:厚生労働省「平成26年就業形態の多様化に関する総合実態調査」

 

以上の事から、パートはしっかりとお金を稼ぐためというわけではなく、働くこと以外にしたいことのある人が、空き時間にお金を稼ぐために選ぶものと言えるでしょう。
契約社員と派遣社員は正社員になることができなかったり、専門的なスキルを活かし続けたいと思ったりする人が選ぶ働き方であると言えます。

 

まとめ

これまで、正社員と非正規社員の働き方の違いを見てきました。

 

正社員はメリットばかりがあるように見えますが、実際はそうではありません。正社員になればそれだけ責任や仕事量が増え、多くの時間を仕事にあてなければいけなくなるのです。
その反面、非正規社員は働く条件は良くないものの、仕事自体のプレッシャーは少ないと言えます。

 

両方の違いをしっかりと理解して就職活動を進めることで、就職した後に自分の理想とする働き方ができるようにしておきましょう。


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