転職コーディネーターが明かす!中卒の正社員化で必要不可欠な心構え

中卒の正社員化で必要不可欠な心構え

今回は行動を起こさないと何も変わりませんよ!というお話

 

 

 

筆者が職業訓練校や職業訓練委託校・国や県、市などの再雇用支援で転職支援活動をしていると、中卒(高校中退)の方にお会いする場合が多々あります。
そして、数分話してみると
「この人はなかなかうまくいかないだろう。」
「この人は早い段階で正社員化することができるかも・・・。」
など、分かるものです。
では、その違いは何なのでしょうか?私は、これこそが中卒の方が正社員化する転職を果たすうえで最も重要な準備要素と考えています。今回はこの事についてお話して参ります。

 

@コンプレックスを制す

中卒の方の中には、

  • 自分は中卒だし・・・。
  • 自分なんかが正社員になれるわけがない。
  • 中卒なんだから自分のやりたい仕事に就けるわけがない

 

と、半ばあきらめモードで転職活動や再就職活動を行っている方が多いように見受けます。
就職活動は、入社したいという気持ちを言葉や態度で相手に伝えるものですから、心と体で表現するスポーツと非常によく似ていると言われています。

 

ですので、まずは就職活動をスポーツに置き換えて考えてみましょう。
スポーツは、自分のメンタル面から生じる”前向きな気持ちの力”がなければ、より良いパフォーマンス(行動)は生まれませんよね。就職活動にも同様の事がいえるのです。
不安や後ろめたさ・後悔のようなものを感じながら面接官の前に立っても、その不安や後ろめたさ・後悔というネガティブな気持ちしか伝わらない事をまずは認識しておきましょう。

 

自ら心にブレーキをかけていないか

ホームページ上でも、「中卒者の就職事情」なんていう見出しでネガティブな現状(高校進学率が97%を超え、中卒者の就職率は0.5%未満と極めて低い。かつ、3年以内の中卒者の離職率は70%以上と言われている)がビッシリと書かれています。

 

読むだけでやる気が失せていく感じです。

 

また、企業においても中卒学歴者の応募を想定していない企業が大半なので書類選考に乗らないケースも多いかもしれません。
だからといって、この事を真に受けてそのまま行動をしなかったり・行動をためらったりしまっていては、そのスパイラルからは抜け出ることは難しいでしょう。
もし、あなたに「この現状を打開したい!」という強い気持ちがあるのなら
まずは、それをより所にして自らの行動を抑制するような心にブレーキをかけることを辞める事から始めてみましょう。

 

ここがポイント!
  • 自ら心にブレーキをかけていたのでは就職(正社員化)はおぼつかない
  • 就職活動は、スポーツと同様に気持ちの前向きな力が重要になる
  • 中卒を後悔しても時を戻すことはできない。
  • 前向きな気持ちで行動を起こすことが重要。

 

 

Aどんな準備をすればよいのか

中卒者でも、年齢が若ければ若いほど正社員として採用される確率は高くなります。
なぜなら、企業は新卒採用の基本は”育てることを前提として”採用を検討しているからです。
ただ、自分自身の中で

  • なぜ中卒という道を選定したのか
  • 今その選択に対してどう思っているのか
  • それを踏まえてどの様なビジョン(次の選択)を描いているのか

という部分をポジティブに整理して相手に伝える必要があります。
企業は、P(プラン:計画を立てる)D(ドゥ:行動してみる)C(チェック:検証する)A(アクション:次の行動を立案する)
というサイクルで仕事を回していきますので、あなたの中卒という選択(PとD)に対して、どう自分自身の中で検証しているのか・そしてそれを踏まえてどの様に行動しよう(今後に生かそう)としているのか。については非常に興味があるはずです。
その整理をないがしろにしてはいけません。
ネガティブな感情を捨て、自分自身をキチンと振り返ってみましょう。

 

ここがポイント!

自分自身、中卒というコンプレックスから逃げてその選択に対しての検証やそれを踏まえて次にどんなビジョンを描いているのかなどを考えないようにしてはいけません。
自分自身をキチンと振り返ることです。

 

Bどんな行動をとればよいのか

先程も書きましたが、企業は中卒採用者の応募を想定していません。これが中卒者の就職を阻む最大の壁です。
では、どうするか。
”企業に想定してもらうしかありません”よね。
では、どうしたら想定してもらえるか。
ハローワークや人材紹介企業を活用してみるのも良いかもしれませんが、少しありきたりですし、自分の気持ちは他人からの伝達ではなかなかうまく伝わらないものです。
また、それらの担当者は電話やメール等での打診が中心ですから、なおさら企業も前向きになることは少ないかもしれません。
それよりは、直接、履歴書や自分自身をPRできる資料を持って企業を訪問し、「中卒だが採用試験を受けさせてもらえるかどうか」訪ねてみるという行動も検討してみるべきです。

 

ある中卒者の成功事例

中卒で20代前半の男性は、私の話を聴いて“とにかく行動してみよう”と一念発起されたそうです。当初は求人募集があるかないか分からない企業も訪問していましたが、非効率と感じて求人情報誌やハローワークで自分が就職したい職種の募集企業をピックアップし、訪問するやり方に変更。

 

最初は、しどろもどろで「中卒でも採用試験を受けさせてもらえないか。」と聞くことも上手く行かなかったようですが、回を重ねるごとに説明もスムーズになり、自信もついてきて採用してもよいと考える企業と巡り合ったと話されました。

 

また、私が企業をピックアップした段階で企業に電話して中卒でも可能かどうか聴いてみようと思わなかったのか?と、質問をしたところ
「電話の方が緊張するし、人事担当者などに話を聴く前に電話に出た方(受付など)で電話を切られる心配があったので・・・。」
と、話されていました。

 

 

ここがポイント!

中卒採用を想定していない企業が大半である。ということは、中卒採用を想定していないのだから採用ルートも構築されていないと考えましょう。
採用ルートも構築されていないのに従来の採用ルートを活用しようとしてみても上手く行かない可能性が高い。ならば、直接訪問するなどの行動も検討してみる必要がある。

 

 

この記事のまとめ

「宝くじは買わないと当たらない」と言われるように行動を起こさないと良いも悪いも結果はついてきません。これは乱暴なようですが、真理でもあります。
中卒者の転職・再就職も同様です。

 

「より良い気持ちで行動を起こさなければ現状は打開できません」

 

ネガティブな気持ちで待っている・行動をためらっているばかりでは、いい結果は得られないのです。より良い気持ち(気持ちに整理をつけて)で、何らかの行動を起こしてみましょう。
その為には“自分のコンプレックス(中卒者というコンプレックス)にけりをつける”ことです。ここで言う“けり”とは、「コンプレックスをなくす。」という事ではありません。自分の気持ちに折り合いをつけるという意味と認識してください。

 

それが、より良い行動の心構え(覚悟)や推進エンジンになって行きます。


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