中卒だからこそ高卒認定を取ろう。その難易度と効果とは

高卒認定ってどんなもの?

 

 

 様々な事情で高等学校を卒業していない人がいらっしゃることでしょう。

 

 「高校に進学しなかった」「高校を途中でやめてしまった」理由はどうあれ、この場合の最終学歴は「中卒」となり、資格試験や就職活動にどうしても制限がかかってしまいます。

 

 高卒認定(正式には高等学校卒業程度認定試験)では、高等学校を卒業できなかった人の学習成果を改めて試験で評価します。

 

 合格すれば高等学校を卒業した人と同じか、それ以上の学力があると認定されます。この結果を資格試験・就職活動に活かすことができるのです。

 

 

試験の内容は?

 高卒認定の試験科目には必修科目と選択科目があります。以下簡単な内容の説明です。

 

  • 国語…必修
  • 英語…必修
  • 数学…必修
  • 理科…理科総合・物理・化学・生物・地学の中から2科目を選択。
  • 公民…現代社会、または倫理と政治経済のセット、どちらかを選択。
  • 地理歴史…世界史は必修。加えて日本史か地理のどちらかを選択。

 詳しい説明や具体的な出題範囲は文部科学省から発表されています。そちらも是非参考にして下さい。

 

 

 

難易度はどれくらい?

 出題される問題のレベルは中学校〜高校一年生くらいです。合格点が普通の試験に比べると低めに設定してありますので、難易度については、それほど高くはないといえるでしょう。

 

 これは高卒認定がより多くの人に就職・進学のチャンスを与えるための試験だからです。もちろん、油断は禁物ですよ!

 

高卒試験の合格率は?

 合格率は3~4割程度といわれています。低いと感じる人も多いかもしれませんね。

 

 しかし、これは「一発合格」での合格率であって、全体の合格率ではありません。どういうことなのか、簡単に説明します。

 

 受験科目すべてで、一度に合格点が取れればそれに越したことはありませんよね。しかし、たとえば「英語は合格点だったけれど数学はダメだった」ということもあると思います。高卒認定ではこういう場合、「試験は不合格」とはならず「一部は合格」と認定されます。

 

 上の例であれば、「英語は合格数学は不合格」という評価をもらえるのです。

 

 そして次回の試験で、「不合格」だった科目だけを受け直せばよいという仕組みになっています。なので、もし極端に苦手な科目があったり、仕事などで全教科の勉強時間が取れなかったりしても、合格を簡単にあきらめてしまう必要はないのです。

 

過去の高卒認定試験の合格率
  • 平成20年度…37.1%
  • 平成21年度…35.7%
  • 平成22年度…40.3%
  • 平成23年度…36.6%
  • 平成24年度…34.0%

 

 

高校認定試験のメリットは?
メリット
  • 高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるとみなされる
  • もっと勉強したいと思った際に大学や短期大学、専門学校の受験資格が与えられる
  • 就職する際に、一部の地方自治体や民間企業から高校卒業者と同等に扱われることできる

 

就職活動でメリットはある?

 

 受験資格が高校卒業程度以上の資格を取得するなど、高卒認定を就職活動につなげることは可能です。

 

 企業の人事担当は、様々な観点から人材を見ています。あなたが努力を重ねて高卒認定の合格を得たのであれば、認定そのものだけでなく、その努力を認めてもらえる場合もあるでしょう。

 

 しかし一方で、高等学校に通っていない(あるいは中退している)という事実によって、コミュニケーション能力が低いのかな?と考える人事担当者もいます。自分の努力と結果を、誇りを持って伝えるようにしましょう。

 

 

 


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